通常、ARENAを起動したときに表示されるのがアイコン表示の「Topウインドウ」です。ここでは、Topウインドウを中心に、アイコン表示のウインドウにおけるいろいろな操作と機能を説明します。
・Topウインドウには絵が貼れます
Topウインドウをはじめ、アイコン表示のウインドウには、画像ファイルを貼り込んで楽しく使うことができます。詳しくは「"画像を貼り込む"」のページで解説しています。
・大アイコンと小アイコン
Topウインドウをはじめ、アイコン表示のウインドウでは、アイコンサイズを大小切り替えて表示できます。表示メニューの「アイコンサイズ切替」でこれらを切り替えます。
・「整頓する」
同じ表示メニューの「整頓する」を使うと、ウインドウサイズに合わせてアイコンを整頓して並べ替えます。この時の並び順は以下の通りです。
・まず、Trash(ゴミ箱)以外の標準のメールボックスが並びます
・それに続いて、他のメールボックスとマウントされたPOPサーバーが、アルファベット順で並びます
・最後にTrash(ゴミ箱)が並びます。
・アイコンの整列
「整頓する」だとメールボックスがアルファベット順に並んでしまいますが、好みの順で並べるには、アイコンのグリッド吸着機能を使うとよいでしょう。コマンドを押しながらアイコンを移動させるとアイコンがグリッドに沿います。こうやって一度グリッドに沿わせてアイコン同士の相対的な位置を決定した上で、すべてのアイコンを選択して移動すると、よい結果が得られると思います。
・ラベルを付ける
アイコンには、リスト同様にラベルを付けることができます。ARENAの標準アイコンは、ラベルを付けたときもきれいな色になるように考えて作ってありますので、ぜひメールボックスやフォルダのアイコンにラベルを付けてカラフルに使ってみてください。
・小アイコン表示でリストライクに
小アイコン表示にして、縦に細長いウインドウにした上で「整頓する」を行うと、縦一列にメールボックスが並びます。このようにすると、アイコン表示のウインドウをリストのように使うことができます。
・起動時にTopと他のメールボックスを同時に開く
ARENAは非常に多様な使い方のできるソフトですが、ここで使い方の1つのアイデアを紹介します。
編集メニューから「一般設定...」を開くと、最初のパネルに「起動時に開く項目」というのがあります。またその横に「Topを開く」というチェック項目があります。
Topを小アイコンのリストライクな表示にしているとしましょう。そして、TopとともにInboxを起動時に開く設定にし、Inboxのウインドウを、Topウインドウの右にぴったり並べるように配置します。
このように設定して「切替」機能を併用したり、各メールボックスのウインドウを同じ場所に開くように調整したりすると、ちょうどOutlookのような3ペインのメーラー(画面が3分割されているWindowsによくあるタイプ)のような感じで使うことができると思います。
・エイリアスを置く
ARENAにはエイリアス機能があります。メールボックスの数が多い方は、Topウインドウにエイリアスを置くことで、より便利に使うことができるでしょう。
エイリアスを作るには、メールボックスやメールを選択して、ファイルメニューから「エイリアスを作る」を実行してください。できたエイリアスは、オリジナル(本体)と別のところにおくことができます。
なお、ARENAのエイリアス機能は、残念ながらMac OSのそれほど高機能ではなく、オリジナルが移動してしまうと、エイリアスとのリンクが切れてしまいますので、ご了承ください。
・POPのマウント
Topウインドウには、POPサーバーを「マウント」して、サーバーの内容を直接操作することができます。詳しくは「サーバーとの通信」のセクションの「POPのマウント」のページをご覧ください。